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マンション管理会社に勤務する私の年収と勤務状況の話

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私は大阪市内で分譲マンションを管理する仕事をしています。管理するといっても、「管理人さん」ではありません。「管理業務主任者」という国家資格をもって、マンションの管理運営を行っています。

管理業務主任者なんて聞いたことないな

マンションでよく見る管理人のおじさんのこと?

管理業務主任者とは

「管理業務主任者」とは、マンション管理業者が管理組合等に対して管理委託契約に関する重要事項の説明や管理事務報告を行う際に必要な国家資格者のことです。

「管理業務主任者」となるには、管理業務主任者試験に合格し、管理業務主任者として登録し、管理業務主任者証の交付を受けることが必要です。

国家資格を持って行う仕事といえば聞こえは良いですが、「分譲マンションを購入した人」がお客様なので、クレーム処理や、故障・不具合対応等といったことが頻繁にあり、なかなかツライ仕事でもあります。

管理業務主任者は分譲マンションを購入した人がお客様となります。

管理業務主任者の年収は?

大手不動産会社や建築会社の子会社の管理会社であれば給料や福利厚生も良いようですが、独立系の弱小管理会社に所属する30代の私の給料は、ズバリ年収400万円ちょっと!今から管理業務主任者の資格を活かしてマンション管理会社に就職を検討している方は、絶対に親会社が大手不動産会社や建築会社、電鉄会社であることをお勧めします!

 

独立系の管理会社とは、不動産会社などのマンションを建築する親会社を持たない管理会社のことを言います。親会社を持つ管理会社は、親がマンションを建てればほぼ自動的に子である管理会社に仕事が入りますが、親を持たない独立系はそういうわけにいかず、競合他社から管理マンションを奪わなければ仕事が増えません。なかなかシビアです。

管理業務主任者の労働環境は?

ここに1冊のスケジュール帳があります。振り返って中のスケジュールを見てみると、私の先月の1ヵ月間の休みは、な、なんと!3日でした!週休3日、ワークライフバランスなんてことが話題に挙がる昨今で、3日/30日です。なかなかシビアです。

先述のとおり、管理業務主任者のお客様は分譲マンション購入者です。お客様との打ち合わせはどうしても先方の都合で、平日の夜や、土曜日・日曜日・祝日が中心となりがちです。平日の日中は事務処理やクレーム対応に追われ、週末はお客様との打ち合わせ。そんなことを日々行って気づけば1ヵ月に3日しか休めないという状況です。

ちなみに、こちらに関しても不動産デベロッパーや電鉄を親会社に持つマンション管理会社は、勤怠管理にも厳しく、人員体制も整っています。「振替休日の取得」「休日出勤手当」「理事会手当」など手厚いです。しつこいですが、絶対に、間違っても、独立系弱小マンション管理会社へは入ってはいけません!ちなみに私の会社は「みなし残業」という制度をとっていて、残業代なんてものはもらったことがありません。なかなかシビアです。

みなし残業とは、例えば「月30時間の残業を含む」などと雇用契約書に記載されている場合には、月30時間までの残業代は賃金とは別に残業代として支給されない賃金体系のことです。

【目標】マンション管理業務主任者の目線で最高のマンションを買いたい

こんな境遇の私ですが、一つの目標があります。それは年収400万円の私が購入できる範囲での最高の「マンションを買う」ということ。マンション管理業務主任者の目線で、満足できる「最高のマンション」を見つけたいと思っています。

月の休みは3日程度しかありませんが、外周りの移動の合間や、束の間の昼休み等を利用して情報収集をしていきたいと思います。

同じような境遇の方の参考例になる記事を書いていきます!

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